ドライフルーツ 製造方法 

製造方法

ドライフルーツって、いろいろな種類がありますよね。

 

レーズンやプルーンなど王道的なものをはじめ、
バナナチップ・マンゴー・いちご・リンゴ・キウイフルーツ・ブルーベリー・グレープフルーツ・オレンジ・レモンなどなど・・・、
バラエティに富んでますよね♪

 

ドライフルーツと言っても果物の種類が多いだけではなく、様々な種類がありますが、どのように作られているのでしょう。

 

 

ドライフルーツの原材料とされるほとんどの果物は、水分が80%〜90%となっており、蒸発する水分である自由水と、たんぱく質や多糖類と結合している結合水で出来ています。

 

 

ドライフルーツは前者の自由水を脱水させることで作ることができるのです。

 

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脱水方法

その自由水を脱水させる手順には、何種類かあり、
代表的なものとしては、

 

・ 天日干し

 

・ 浸透圧による脱水

 

・ フリーズドライ

 

の3つの方法があります。

 

 

天日干し

 

 

天日干しとは、直接太陽の光に当てて干すことで乾燥させる方法です。
日本独自のドライフルーツである梅干しや干し柿は、この天日干しの方法にて作られています。

 

果物だけではなく、しいたけなどの野菜類、魚なども天日干しすると、
ビタミンなどの栄養素が増し味が良くなるというデータもあるのです。

 

 

 

浸透圧による脱水

 

 

浸透圧による脱水とは、
浸透圧効果のある砂糖等を利用して自由水を脱水する方法です。
砂糖に限らず、塩などには食品を漬けておくと水分とそれ以外を分離させる働きがあります。

 

砂糖水や塩水の濃度が濃いほど、その分離させる働きが強くなります。
この方法も古くからある食品の保存方法ですね。

 

 

 

フリーズドライ

 

 

フリーズドライとは、真空凍結乾燥という最先端の加工の方法です。

 

食品中にある水分を凍結させて、氷の状態のまま蒸発させて乾燥させるという方法です。
従来からある天日干しや浸透圧による脱水などと比べると、もともとの素材の味に近い状態で自由水を脱水させることができます。

 

 

 

 

このように、ドライフルーツには自分でも作れそうなものから、最先端の技術による加工の方法によるものなど、様々なものがありそれぞれの特色がありますので、上手に取り入れたいものですね。